あの頃の私は思っていた以上に余裕がなかった

最近、過去のことを振り返ることがある。

離婚したこと。
当時の生活のこと。
そして、あの頃の自分のこと。

今の私は時々思う。

「もっと違うやり方があったんじゃないか」

「もっと広く考えられていたら、離婚にはならなかったんじゃないか」

そんなことを考える日もある。

でも、当時の生活を思い出してみると、私は思っていた以上に余裕がなかった。

子どもはまだ2歳になる前。

とにかく働かなきゃと思っていた。

田舎だったから仕事を選んでいる余裕もなく、時給が高いパートを見つけて働き始めた。

週4日、時には土曜日も働いた。

残りの日は夫の仕事を支えようと思っていたし、日曜日だけは子どもとの時間を作ろうとしていた。

当時の私は、それが当たり前だと思っていた。

みんな頑張っているんだから、私も頑張らなきゃ。

そんな気持ちだった。

でも今振り返ると、毎日いっぱいいっぱいだったと思う。

子育てをして。

働いて。

家のことをして。

夫のことも気にして。

その中で将来のことまで冷静に考えられるほどの余裕はなかった。

だから今の私が、

「あの時こうすればよかった」

と思うのは簡単だけれど、

当時の私には当時の精一杯があった。

あの頃の私は未熟だったかもしれない。

極端な考え方をしていたこともあったかもしれない。

だけど、それ以上に必死だった。

最近ようやく、そんなふうに思えるようになった。

過去の自分を責めるのではなく、

「あの時は本当に大変だったね」

と少しだけ声をかけられるようになった気がする。

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